嵐の鳥海山 祓川口ルート

2009年7月18日-19日 嵐の鳥海山 祓川口ルート、単独

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今年の8月始めに飯豊山の雪渓を含むルートでテント縦走を計画している為、事前訓練を兼ねて鳥海山に出かけてきた。
この時期の東北で大きな雪渓を歩けて、近くにテント場がある事などを考えて鳥海山の祓川口ルートを選んだ

天気予報では18日が雨、19日は回復の予報だったので、
18日に登山口の祓川ヒュッテでテント泊して19日早朝から、
山頂を目指す予定を組んだのだが
結果は2日間共大嵐で祓川ヒュッテ1泊後、帰還することになった

18日は仙台を8時頃出発、時間があるので大崎から47号線、108号線を経て鳥海山の麓を通り過ぎ、
由利本庄市で日本海を見たいと考えていた。
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日本海には11時頃到着、日本海を見たのは何年ぶりだろう・・・・・

自分の印象としては、深い藍色の険しい日本海を想像していたのだが、眼前には明るい海が広がっていた
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但し、人影は殆ど見えずただただ広い海辺が広がっている
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丁度お昼時なので、近くの道の駅で海鮮定食を食べる事に
それでもまだ時間があるから、ホテル・フォレスト鳥海の温泉に浸かってから、ゆっくり祓川口まで戻る事にした

この温泉、透明だがお肌ツルツルになる女性が喜びそうな温泉だ、今度細君を連れてきてあげたい。。。
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3時頃には祓川ヒュッテに到着、早速テント場にテントを張った
テント場は木の台が設置されていて快適そうだが、今日は他には誰も居ない様子
それでも夕ご飯を食べたりして、寝る支度を始めた頃から雨が降り始めた、、

あっという間に強風も吹いてきた
暫くはテントの中で様子を伺っていたが、風雨は強まる一方でとても寝ていられる状況では無くなった、
山の上なら諦めるが、ここはヒュッテの隣、、、暗になる前に撤収開始、あっさりヒュッテに避難する事に
天気予報も悪かったせいもあるが、宿泊は私1人で2階は貸切状態、一番奥の山側の部屋に入った
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外は5時を過ぎて暗くなってきたのに、どしゃ降りの中を何人もの人が下ってくる

ヒュッテの玄関前には中学生グループの迎えの人が心配そうに登山口を伺っている
もう1時間以上にもなるのに、、
グループは6時過ぎにやっと帰ってきた、、今日の早朝に別の登山口から登頂してきたらしい
その人も私も、ほっとひと安心
テントを撤収したのは正解だった
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遭難の心配も無くなり、今夜はもうする事がない
嵐はますます激しくなり、風の音を聞きながら下界で買ってきた日本酒を飲んでいたら、いつの間にか寝入ってしまった

次の朝、暫く粘ってみたものの風雨は残っている
初めてのコースで2000mクラスの重荷登山だ
いくら訓練でもリスクが高い
結局、昨日とは別の温泉に入ってから仙台に戻った

この祓川口コースは春スキーのメッカだという、来年はスキーをしに訪れたいと思った

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