西伊豆 高通山&キャンプ

2010年9月18-19日 西伊豆 高通山&キャンプ 同行者S脇君

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S脇君から9月の3連休には南アに行こうと誘われていたのだが、このところ足腰の具合が悪くて南アの長距離山行にはとても行けそうもない
思案の結果、以前S脇君から紹介された西伊豆の超レアなキャンプ場と海辺の里山に行きたい!と言ったら快く案内してくれることになったのだった
本当は南アの聖岳に行くはずだったのに、、、申し訳ないです

18日は朝から快晴、高速道路無料化の対象となった西湘バイパスから箱根新道を通って一路西伊豆へと向う、
伊豆と言えば天城山が有名だが、S脇君に言わせると海辺に近い小さな里山に良い山が沢山あるのだとか
今日は、西伊豆の中程にあるとっておきの海辺のテント場でキャンプ、明日は近くの高通山に登山する予定だ
箱根を西側に越えて途中寄り道しながらも午前中には西伊豆の堂ヶ島にほど近い海辺に到着した
9月の半ば過ぎとは言え天気も良く海辺はかなり暑く、歩くと直ぐに汗が吹き出る
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もう9月なので流石に海水浴客もいない静かな海辺
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入り江の真ん中ではシーカヤックのツアーが行なわれていた
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沖に突き出た小島
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近くにある洞窟を覗く
西伊豆の海はとっても青く澄んでいて海底まで良く見える
海辺の近くにあるテント場にテントを張ると、早速裏山に登って山の上から海を見てみたくなった
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ビーチの脇の山道を登り始める
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暫く登ると入り組んだ伊豆の海岸線が綺麗に見えた
奥に霞んで見える山並みの右側の三角の山が高通山だとS脇君が教えてくれる
高通山は海に突き出す様に聳えていてなかなか美しい形をした山だ
この海沿いの山道は隣の漁港まで続く良く整備された遊歩道となっていて、夏の海水浴シーズンは
きっと多くの人が歩いたと思われるが今は誰も歩いておらず波の音しか聞こえない
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人が入ることの無いひっそりとした入り江
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下のほうにさっきのシーカヤックの集団が見えた
シーカヤックって早いんだねぇ~
水面すれすれの目線で海を滑るように走るのは きっと気持ちいいだろうなぁ~

西伊豆は風がないと湖の様に静かだからシーカヤックには最適だね
家からも近いんだし、今度シーカヤックでも始めようか、、、などと話し合うが
いったい幾らかかるんだろうね
大きなカヤックを家に置く場所もないしね
などと直ぐに不安材料が出てきて沈没、、
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更に登るとかなり高くなってきた
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途中の展望台で一休み
ここは屋根があるので涼しい、、S脇君が何時もの美味しいコーヒーを入れてくれた
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更に進むと隣の湾が見えてきた
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沖の小島
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綺麗な湾の入り口でカヤックが集まっている
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漁港まで降りると足元にはブルーの小魚が沢山群れていた
見事な景観に誘われて二人ともついつい隣の漁港まで歩いてしまった
着いてみればちょっとした漁港だし、、別に予定もあるわけじゃない、のんびり昼ご飯を食べよう
そのあとスーパーで今夜の食材を仕入れたりして今度は車道を歩いて帰った

テント場に着く頃には汗だく、暑くてたまらず二人で海に飛び込んだ
S脇君の持参したシュノーケルで素潜りしたら、小魚に混じってイサキやアイゴも見える
元々二人とも海育ちなのだから当たり前だが、何時の間にか海で遊ぶ少年に戻っていた
海から上がった後はそのまま地元の温泉へ直行、、西伊豆の温泉もいい湯だぁ~
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日が沈みかけた頃
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駿河湾に沈む夕日
ゆっくり暮れる海辺でゆったり食事をしたりビールを飲んだりして過ごした
殆ど風も無く、聞こえるのは波のおとだけ

翌19日の朝も晴れたが少し風が出て波も荒くなっていた
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それでもこの程度、、これが普通の波かも
3連休だというのに結局テント場は我々しか居なかった
のんびり朝ごはんを食べてテントを撤収、海沿いの道を南伊豆方面に向かった

高通山は松崎町の南側に位置し、雲見温泉から波勝崎へ向かう途中にある標高519mの里山だ
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今回は東側の焼却場の駐車場登山口から登ることにした
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良く整備された登山道だが、上部に行くほど草が伸びていた
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どんぐり
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南伊豆の海岸線
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西方向だが曇っていて御前崎は見えなかった
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頂上北側に向かうが道は藪で覆われている
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北側に出ると眼下に雲見温泉や千貫門と言われる奇岩が見える
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頂上北にある大石の上に腰掛けて西伊豆の景色を楽しんだ
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快晴なら海岸線の向こうに富士山が見えるはずだが今日は残念ながら見えない
それでも伊豆の海岸線や青くて広い駿河湾が見えて、
こんな景色をボーっと見ていると何となく心が癒されるのだ
たまにはこんな山歩きも良いものだ
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沢山のジェットスキーが雲見の漁港に向かっている

昨日見たシーカヤックは自然の中に溶け込んで自然を楽しむスポーツに見えたが、このジェットスキーはどうも好きになれない
上から見ていると良く分かるのだが、他の船舶に比べて非常に高速なのにそれぞれ勝手気ままに縦横無尽に海上を走り回っている感じだ
海には横断歩道も信号も無いのだ、あの下を潜っている人や泳いでいる人がいたらと思うととても危険な感じがするのは自分だけだろうか
3月に山形の山中でBCスキーをしていた時誰も居ない静寂の中に轟音を轟かせてやって来たスノーモービルに同じ様な危惧と嫌悪感を感じたのを思い出した

暫く景色を楽しんだ後、山を降りた

帰り道は混んでいそうだから久しぶりに伊豆スカイラインを通ってのんびり帰ることにしよう
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帰宅途中、西湘バイパスから見た相模湾

今回、S脇君に無理を言って西伊豆の静かな入り江と里山を紹介してもらって正解だった
こんなに近くに素晴らしい海と山があるのだから
これからも時々伊豆の山を少しずつ登ってみたいと思う

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