2012年2月4-5日 蔵王(刈田岳)樹氷ツアー

132862211540113123940_IMG_00054-25
宮城蔵王の樹氷

I君とその仲間たちと一緒に宮城蔵王の樹氷ツアーに行ってきた、以前私が蔵王の樹氷原をテレマークで滑るのが夢だと言った事を覚えていてくれて今回のツアーをI君が計画してくれたのだ
もう立春だというのに高層には冷たい空気がずっと居座っていて日本海側は連日大雪が続いている
蔵王は宮城と山形の県境に位置しているから天気の予測がつきにくい
事前に確認した予報では4日は雪、5日は宮城は曇り一時晴れだが山形は終日曇りだった
I君と協議した結果、まあ大荒れは無いという事で出発を決定した

昨年2月の安達太良山スキーツアーと同じメンバーだが
今回はI君の車に4名相乗りである
4日の朝埼玉のI君宅に集合して8時に出発した
東北道は空いていて交代で運転しながら順調に走る事が出来たので
お昼頃にはもう遠刈田温泉に到着していた

お腹が空いたので、私が以前良く立ち寄った蔵王蕎麦を食べていく事になった
遠刈田温泉街にある新楽というお店は「鴨蕎麦」が美味しいのだ
私は蔵王に来ると必ず寄るお店だった

132862221105613211851_IMG_00027-1
遠刈田の新楽

お店の外観が新しくなり、入口の方向も変わっていてびっくりした
中を覗くとお客さんでいっぱいだった、相変わらず人気がある様だ
132862220001013123721_IMG_00029-3
鴨蕎麦
さっぱりした鴨の出汁が効いていてとても美味しい
皆さんも、美味しい、美味しいと喜んで貰えたので嬉しかった

この後、エコーラインに入って今夜の宿、峩々温泉に向かう
132862218874613123721_IMG_00030-4
蔵王不動尊にある不動明王も腰まで埋まっている
この不動明王、邪悪な心を持った人間を持っている剣で切ってしまうという
切られないうちに早く立ち去った方が良さそうだ・・・

エコーラインを途中で右折して暫らく下ると一軒宿の峩々温泉がある
132862247491613124328_DSCF7593-1
深い雪に覆われた峩々温泉の宿

今までに立ち寄り湯に2回ほど来た事があるが泊まるのは初めてだった
事前に口コミを調べたら随分辛口なコメントが多かったから、ちょっと心配したのだが

実際泊まってみると、
宿の人の気遣いは良いし、夕食も温泉も素晴らしかった
特に熱い源泉の脇に寝転んでする掛け湯はとても気持ちが良くて
身体が熱くなると雪の降る外湯に入った

外湯は突風が吹くと雪が背中に当たって痛いほどだった
寒くなると再び内湯に浸かって温まる、、、あ~極楽、極楽・・・
こんな事を繰り返していたら、何時になく長湯をしてしまった

夕食には地の野菜や魚などが使われていてとても美味しい
料理の中に山菜としてフキノトウやタラの芽の天ぷらが出てきてびっくりした
まだ季節が早いのでは?
宿の人に聞いたところ、温室による早期野菜とのことだった

翌朝はゆっくり起きて、すみかわスノーパークのリフトが動く9時前に出発
とてもゆったりした計画だなあ~、、、と思ったが
たまにはこんな山登りもあって良いのかもしれない
すみかわスノーパークのゲレンデに着くと早速リフトに乗って上を目指す
今日は樹氷の中をテレマークで滑るのが目標だ

132862245793113124429_DSCF7620-12
ゲレンデ上部には昨日の雪で美味しそうな斜面が見えた
これを見ただけで心はウキウキする
132862244987813211722_DSCF7621-13
左側には烏帽子岳が顔を出している
リフトを降りて直ぐにシールを付けるて歩きだす
今回もスキーは私だけで、後の3人はスノーシューだ
上を見上げると天気も上々だし、今日は期待が出来ると確信したのだが
132862244220113124340_DSCF7625-15
しかし、上部に出ると予想に反して強烈な風が吹いていた
刈田岳上部は雲に隠れていてまったく見えなかった
132862243298213211851_DSCF7626-16
エコーラインを横切る所で小休止
風が強いので、ここで女性2人は来た道を引き返す事になった
I君と私は、もう少し歩いて様子を見る事にした
危険を感じたらその時点で引き返すつもりだ
132862242456413211722_DSCF7627-17
稜線に出ると更に視界が悪くなった
すっと前を歩いていたスノーボードの団体が一斉に滑り下りてくる
流石にボードを背負っていると風に煽られるのだろう
かなりの人数が物凄い早さで狭い稜線を滑って行く
あまりに上手な滑りなので、しばらく茫然と見送ってしまった
素晴らしい!
あんなに上手く滑れたら、どんなに気持ちいいだろうなぁ

我々は風をおして頑張って暫らく登ると、だんだん慣れてきてピッチがあがってきた
この分なら頂上までもう少しだ
132862241566813123595_DSCF7631-19
何とか避難小屋に到着
ここではスノーシューの団体と一緒になった
132862240711113123721_DSCF7632-20
頂上付近は風で雪が飛ばされてデコボコだった
流石にスキーでは歩きにくい
こんな時はやっぱりスノーシューが便利だと思い知る
I君は私にとってテレマークスキーの先生なのに
最近ではしきりにスノーシューへの転向を勧める

確かに、機動力はスキーとそれ程変わらない割りにとっても軽いし風にも強い
しかし、今転向したらテレマークは一生下手なままになってしまうではないか・・・
132862239876713211722_DSCF7635-22
刈田嶺神社(奥宮)の前で
132862239041513123595_DSCF7639-23
地図で下りの方向を見極めるI君
132862238223813123940_DSCF7647-26
今日は西風、樹氷も霞んで良く見えない
132862237057613212094_DSCF7658-29
視界がないなか、急斜面を少し下って刈田峠あたりに出た

この辺りに来たころで風が止んで太陽が顔を出し始める
132862217776113212106_IMG_00039-13
スノーシューで下るI君
132862216296013123586_IMG_00040-14
杉ノ峰方面も見え出した
132862236105013124267_DSCF7662-31
斜度が緩んだ辺りで滑る
132862235206813212106_DSCF7676-37
エコーライン上部
132862232555113124340_DSCF7686-46
樹氷群が見れる
132862215285013123595_IMG_00041-15
薄雲から届いた太陽の日差しに黒いモンスターが並んで見える
132862231508513124340_DSCF7697-50
こちらはプードルの様な形のでっかい樹氷
132862230471013123721_DSCF7701-53
だんだん天気が回復してきて

南蔵王方向の樹氷群が見えると、I君も嬉しそうに手をあげた
132862229554513123721_DSCF7705-57
私も思わずスキーで遊ぶ
132862228427413211719_DSCF7706-58
遂に念願が叶ったのだ
132862226636313124267_DSCF7715-64
樹氷越しに見えた烏帽子岳
132862214276013123608_IMG_00049-20
杉ノ峰方面
132862225772413124253_DSCF7716-65
西日に輝いて美しい 白い芸術だ
132862213264313123577_IMG_00050-21
この辺りには誰も居なくて二人だけだった

宮城蔵王の樹氷は山形蔵王に比べると細くて小さめだけど
関東からのアクセスが良く、何と言っても人が少ないのが良いと思う、、
まあキャットツアーもあるので、何とも言えないが
132862212363513211719_IMG_00051-22
スキー場の方向
132862224718413211722_DSCF7719-66
上を見上げると大好きな真っ青な空が見えた

二人で随分長い時間遊んだ
この空を見れたから、もう満足だった
ふかふかの雪を踏みながら、帰路に着いた
132862223073713123583_DSCF7727-69
大斜面のシュプールを横目で見ながら下山する
この斜面はとても美味しそうだが、ここを下ってしまうと樹氷群の間を滑る事は出来ない
132862222150613123940_DSCF7728-70
東斜面に戻ると再び風が出始めた
振り返ると樹氷群は再び雲に閉ざされて見えなくなっていた
束の間の晴れ間をくれた蔵王の神様に感謝
蔵王、ここは何度訪れても飽きる事のない場所である