2017年12月9日 高川山登山(山梨県)

高川山山頂からは三ツ峠や富士山が一望できた

12月に入り、高山ではそろそろ冬支度が始まる季節になったがスキーにはまだちょっと早く中途半端な時期ゆえに登る山は限られてくる。
そんな中S脇君から山梨の里山へのお誘いが来たので参加させて貰った。今回のメンバーはS脇君、N橋さん、H澤さん、そしてテニス仲間のAさんを加えた5人である。
登ったのは山梨県都留市と大月の堺にある高川山という標高976mの山。標高は低いものの東京からもアプローチし易く富士山や三つ峠など周辺の山々の展望も良い事から人気の山らしく、この日も山頂付近では多くの登山客で賑わっていた。
今回S脇君の取ったルートはJR中央線大月駅付近の駐車場に車を停めておむすび山という小ピークを経て東側の尾根を登り、西側の初狩駅側へと下山後電車で大月駅へ戻る周回ルートである。登りながら左手前方に富士山を見る事が出来、全体的にのんびりとした尾根歩きが楽しめる道程だった。139-04

朝7時過ぎに到着すると大月駅付近の有料駐車場はまだガラガラ。

準備を整えて大月駅と反対方向へと出発する。

目的の高川山はどっしりとして綺麗な形の山だった。

登山口の標識には旧陸軍防空監視跡の記述があった。戦時中は富士山を目指してから東京方面へと飛ぶ敵機を監視するのに適した場所だったのかも知れない。

中央線を挟んだ北側には昔山頂にお城が立っていたと言われるだけあって山頂部が平になっている岩殿山が見えた。

足元を見ると昨夜は冷え込んだと見えて落ち葉が白くなっていて、日陰では時折霜柱が立っていた。

5人のメンバーは足並みを揃えて急な坂道を登る。

カタクリの群生地と書かれていて、3月か4月頃に訪れてみるのも良いかも知れない。

急な坂道を登り切ると例の監視塔跡らしき展望場所に着いた。確かに見晴らしが良い場所である。

展望所から西を見ると白くなった富士山が見えた。

ここからは左手に富士山を見ながら緩い尾根道を進んだ。

登ってきた太陽の日差しを受けて気持ちがいい尾根道散歩が続く。

この時期枯れ枝の為に展望が良い上、落ち葉が柔らかくて歩くにはいい季節だ。

左手眼下には大月から富士急方面へと延びる高速道路やリニアモーターカーの試験線路が見えた。

長い尾根を進んでいくとやがて正面に高川山が見え始めた。

このルートは良く整備されていて標識も見やすかった。

高川山手前に来ると大きな岩が点在する道になる。

程なく高川山山頂に到着した。山頂には沢山の人が休んでいて荷物を置く場所を探す程だった。

天気は最高、展望も最高、気持ちがいい山頂である。

御正体山を始めとする道志山塊の西側に位置する山々が見える。

中腹には雲がかかっていたが美しい富士山も良く見えた。

山頂にて凡そ1時間程のお昼タイムを過ごしてから西側へと下山を開始した。

西側斜面は一転して一面の笹の原だった。

私とS脇君は男坂、他のメンバーは女坂を下ったので、分岐地点で待ち合わせた。

10分程度待つとメンバーが下ってくるのが見えた。やはり女坂の方が距離が長い様だ。

合流して暫く下ると直ぐに民家が見え始める。

初狩駅に到着。直ぐに電車が来たので大月まで戻った。

そこそこの距離を歩いたが変化もあり展望も良く楽しいルートで、人気があるのも頷ける山だと思った。

帰り道「甲斐の猿橋」を見学して帰った。

この橋が最初に掛けられたのはかなり古く600年頃だそうだが、その後再建されたにせよ木で作られた美しい構造には驚かされた。

橋の下も美しい自然石の渓流である。

周辺にはまだ鮮やかな紅葉も残っていて風情があった。

今回も楽しめる里山の散策を企画してくれたS脇君に感謝したい。

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<高川山登山ルートと所要時間(概略)>
駐車場(7:30)→高川山(11:00-12:00)→初狩駅(13:25)=電車=大月駅(13:35)→駐車場(13:50)

<標高データ>