山寺(宝珠山立石寺)
2010年7月11日 山寺(宝珠山立石寺) 同行者:細君
7月に仙台から大宮への転勤することが決まったので引越し準備が忙しい
仙台に来て2年半、様々なところへ行き東北ならではの食材を食べ人との出会いもそれなりにあった、しかし多くの事をやり残した気がしてならない
その為か移転が決まったあとはずっと気分は晴れず、2週間後の引越しの準備はなかなか捗らなかった
それでも細君が引越しの手伝いをしてくれたお陰で何とかなるだろうという気がしてきた、と言うより来週の3連休に集中してやるしかないと半ば諦め気分で最後に訪れるべき場所は何処かを考えていた
しかし実際には行きたい場所は多すぎるくらいなのに行きたいからといって直ぐに行けるわけでもない
細君と色々話している内に山形の山寺に行ってみようということになった
山寺駅
観光地としての演出と思われるが、なかなか風情のある駅舎である
私は以前から、仙台から電車で面白山公園駅へ行き、面白山からから山寺駅まで縦走する計画を
持っていたのだが、こんな計画、仙台に住んでいるからこそ立てられるというものだろう
山寺は奥の細道の松尾芭蕉でも有名な寺だが、慈覚大師という人が山寺を開いたのが西暦860年というから
千年以上前からある由緒ある寺らしい。正式な名称は宝珠山立石寺というそうだ
日枝神社の参道、上部に樹齢1000年を越える銀杏の木がある
立石寺根本堂
ここで線香の煙を頭にかけ
山で痛めた足にもかけて、、、回復を願う
ここが鎌倉時代に作られたと言う山門、、入山料が必要
ここから急な登りが待っている、大仏殿のある奥之院までの石段は800段を超えるというからかなりきつい
最初はなだらか
太い杉の木に囲まれた参道が始まる
1000年以上もの間信仰を集めてきた寺の参道だけあって
あちらこちらに石仏や地蔵尊が並んでいた
ここの仁王尊像は邪心をもつ人は登ってはいけないと睨みつけているそうだ、、(恐)
奥之院(如法堂)に到着
大仏殿
釈迦堂、、大昔に一体どうやって建てられたのだろうか?
人の思いが成せる技だろうか、現代でも工事をしようとしたら大変なはずだ
納経堂ごしに下界に里が見渡せた
納経堂と開山堂
天下泰平を祈る為の道場といわれた五大堂から眼下を見下ろした
凄いところに寺が作られたものだ
十分見学したので下山し始める
ここから来た道に合流して下山した
山形に来たからには、やっぱり蕎麦を食べなければ!
と言う事で、近くの蕎麦屋に飛び込んで板蕎麦と天ぷらを注文した
やっぱり最高!山形蕎麦!
帰りは山形蔵王で温泉に入って蔵王山越えで帰ることに、
東北生活で最後の旅となりましたが、とっても良い思い出になりました