山中湖(テニス大会)

2011年6月4-5日 山中湖(テニス大会)

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山中湖の平野で行われた会社の団体戦に参加してきた

仙台に転勤している間は遠過ぎて参加出来なかったので、4年ぶりの参加だから気合を入れたのだが、
結果は何と最下位となってしまった
それでも初参加の若いメンバーたちのガッツと明るさに助けられながら、
楽しいテニス三昧の2日間を過ごす事が出来た
大宮に帰ってからの打ち上げ(反省会?)も楽しみだ 

試合は、各チームそれぞれ男女ダブルス 7ペア(男子1,2、3、4,壮年,女子1,Mix1)のゲームで勝敗を決める
各地から参加したチームは全部で9チーム、
これら全チームの総当り戦なので2日間で8戦した勝率でチームの順位が決定される

我がチームはメンバーが不足している(特に女性)ので全員が全ての試合に出場する総力戦だ
私はチームの中で最年長らしく、壮年ペアとして初参加のT部さんと組んで出場した
私の今回の目標は、怪我が無く、テニスを楽しむこと!
個人としての結果は4勝4敗、勝率は5分だから何とかギリギリ自己満足の範疇というところだろうか

各チームの壮年のメンバーは数年前には男子No1か2で出ていた人も多く、当然試合は過酷なものとなったが、久しぶりに顔を合わせて近況を語ったり、相互の健闘を称えながらのゲームも中々楽しいものだった
中でも旧知の仲であったI山さんとの再会が嬉しかった
今は関東に赴任している彼の仙台の自宅は、震災の影響も殆んど無く、
現在は避難してきた人に提供しているそうだ
私が仙台にいた期間に山登りやスキーを始めた事や、I山さんが奥さんと登った東北の山の話や
テニスの話など、とても懐かしくて話が弾んだ。
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そのI山さんのチームと戦った時のこと、
私の対戦相手は別の壮年メンバーで、この試合は私が勝ったが、I山さんも私のチームの他のメンバーに勝ったから「おあいこ」だったのだが、私と対戦していたら壮年の試合も勝てたのに! と残念がっていた
テニスは実力の世界、この決着は来年着けようと約束したのは言うまでもない

この試合でのもう一つのエピソード、
I山さんは私と試合中の対戦メンバーに対して言った、
「この人は昔からの知り合いだから、この人(私)だけには負けるなよ!」
つまり、I山さんは俺なら絶対負けない相手、だから君たちも負けるんじゃないぞ! と言いたかったのだ
そこで対戦相手に私は言った、
「こんな私に負けたら、後できっとI山さんからボロクソに言われるよ!」 と
その後何となくこちらが優位に進み、6-4で勝利、こんな舌戦も交えての交流もまた楽しい

この辺りに咲いていた花
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山中湖

梅雨の時期としては珍しく好天の二日間だった、、全ての試合が無事終わった
流石に私の体は二日間の激闘(?)で、筋肉痛と各部の関節痛が酷く、明日からの仕事にも影響しかねない
当初、震災の後だったこともあって開催を躊躇ったとの事だが、テニスを通じてみんな元気になれて良かったとの声が多く、みんなが満足して会場を後にした

<今年のフレンチオープンについて>
私が山中湖でテニスをしている間に、フレンチオープンの女子シングルスで中国の李娜(リーナ)が優勝していた、4大大会の女子シングルスではアジア人初優勝の快挙である
帰ってからビデオで試合を見たのだが、昨年の覇者イタリアのスキアボーネに6-4、7-6のストレート勝ちだった

彼女の凄いのは身長172cm、体重65kgとプロテニス界では小柄(とは言っても私とほぼ同じ)なのに、クビトバ、アザレンカ、シャラポアなど何れもパワーテニスの強者に真正面から挑んで勝ち抜いて来た上、強打だけでなく全ての球種を打ち分けて相手を撹乱してくるスキアボーネにも打ち勝った事だ
特に圧巻だったのは2ndセット、ワンブレークでリーナがリードしていたのに後半追いつかれ、6-6タイブレークとなった後のプレーだ。タイブレークに入ると気持ちを切替えて一気に7-0でタイブレークを制したのだ
本来なら追いつかれて逆転されかねない状況の中、この様に気持ちを強く持って勝ち抜いた根性と、鍛抜かれた体の賜物だろう。リーナはアジアから生まれた素晴らしいプレーヤーだと思う

男子はナダルが優勝。個人的には優勝の無いジョコビッチに頑張って貰いたかったが、準決勝では久々に素晴らしいテニスを展開して気合溢れるフェデラーに完敗、そのフェデラーもクレーの王者ナダルに決勝で負けた
これらの3強が、ウインブルドンでは一体どうなるか、それが楽しみである

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