大山、六甲山へ登る旅・・その4(六甲山登山、神戸)
神戸の有馬温泉に宿泊した翌日、兼ねてから登りたいと思っていた六甲山に登ることが出来た。
六甲山という山は標高も高くないし、車で山頂付近まで行くことが出来る山ではあるが明治初期から居留外国人などが登り、登山やハイキングの発祥の地とも言われているだけに一度は自分の足で登り、山頂から神戸の街並みを見てみたいと思っていた。
有馬温泉に宿泊したので北側から登って芦屋方面に下るルートを計画していたが、登るなら南側に面したコースの方が楽しそうだったので急遽細君に芦屋まで送ってもらい、そちらから登る事にしたのだった。
芦屋川駅の北側の住宅街まで車で送ってもらい歩き始めた。
快晴のなか芦屋川の西側に広がる閑静な住宅の道を歩き始めた。
やがてロックガーデンと書かれた六甲山カフェと思われる場所に出た。
高座の滝。薄暗いので少しぶれてしまった。
多くのハイカーが休んでいた。
歩きやすい道が続く。
正にロックガーデンと言われるのに相応しい道に出た。
この辺りから神戸の町が見え始めた。
この辺りは茶色い粘土質で雨が降ると厄介そうな道である。
だんだんと標高が上がるにつけて神戸港から大阪湾方面まで見渡せるようになった。
風吹岩からの景色。
風吹岩から雨ヶ峠へと向かう途中、長い梯子の上部を見るとイノシシが見えた。
梯子を上ると鉢合わせしそうなので暫く様子を見ていたが餌を食べるのに夢中なので、ゆっくり登ってうまく通り過ぎた。
登山道のあちらこちらにイノシシ注意の看板があったが人慣れしているのかも知れないが、驚かすと思わぬ事故になり兼ねないので要注意だ。
深く掘れた登山道。長い歴史を感じさせる。
神戸港や沖を走る大型船がよく見えた。
大都会神戸の駅を降りて1時間も歩くうちにこんなに自然豊かな山歩きができるのはとても魅力的である。
山頂方面の紅葉が奇麗だった。
六甲山縦走路に出ると北側の風景も見えた。よく分からないが三田方面の街とその向こうに見える山は丹波方面の山だろうか。
赤い鳥居を過ぎると車道に出た。
六甲山最高峰に到着。
標高の割には距離があって登りがいのあるルートでとても楽しむ事が出来た。
今回泊まった有馬温泉の宿。鉄を含んだ赤い温泉で登山で疲れた体を癒すことができた。
宿の裏手にあった公園まで散歩に出ると紅葉がとても奇麗だった。
車での帰り道、神戸の異人館街に立ち寄ってみた。
最後に神戸の街中でステーキを食べてから名古屋方面へと向う事にした。