白神山地&岩木山&八幡平の旅(第1話 12湖編)
2009年9月19日-21日 白神山地&岩木山&八幡平の旅(第1話 12湖編)、同行者1人(妻)
9月の連休を利用して、細君が行きたがっていた白神山地に行ってきました
彼女は、”世界遺産”という様な所謂”ブランド”に弱いのです
私の白神山地のイメージは、立ち入り禁止の自然林ばかりで高い山があるわけでもない地味なところ、でも原始のbブナの自然が残ったところ、、、という感じでしょうか。
私はもちろん自然のブナ林が好きだし、原始の森を味わいに行くのはかなり嬉しい事なのですが、細君が世界遺産という”ブランド”を期待して行って本当に楽しめるのかが心配です
6月頃、世界遺産の白神山地に行ってみたいと言う細君の一言でネットを調べたところ、意外と宿泊地が限定されていたり、見所が広大な面積に分散していて、移動が大変な事が分りました。そこで、日本海側の12湖と北東北中央部の暗門の滝周辺に的を絞って回ってくる事にしたのです
今回は、こんな感じで北東北の左半分を時計回りに周回するコースです
19日 :仙台発→東北道、秋田自動車道で能代市へ→101号線で日本海に沿って北上→12湖を散策→”アオーネ白神12湖コテージ”に宿泊
20日 :五能線沿いの101号線で青森県北部の鯵ヶ沢を経由→岩木山に登山→中津軽郡の暗門の滝を散策→317号線で秋田県藤里にある簡保の宿”ゆとりあ藤里”まで行き宿泊
21日 :藤里→八幡平、モッコ岳に登山→岩手県に抜けて東北道で仙台に帰着
日本海に出て海岸線の101号線を北上しました。波もなく穏やか、美しい海岸線が続いています
私は元々は海育ち、沖の堤防や岩場を見ると
釣りがしたくなるのです、、、何が釣れるんだろう
12湖の手前で”日本キャニオン”を見に展望台まで登っています
向こうに日本キャニオンが見えますが、ちょっと遠くて残念
12湖では、地元の女性のガイドさんに案内を頼みました(赤い服の人がガイドさんです)
一番奥にある挑戦館駐車場の前で受け付けがあって、その場で申し込めました
2時間位の短いコースですが、とても丁寧で楽しいお話が沢山!しかも1人1000円です!
「12湖自然観光ガイド」の平沢栄美子さんという方で、TVにも出た事があるそうです
上部が崩れてきている、その名もズバリ”崩山”です
12湖というのは、江戸時代に大地震があって地盤が沈下して33の湖沼が出来たのですが、
この崩山の上から見ると森林で小さな沼は見えず、大きな12湖が見えた事から名付けられたそうです
鶏頭場の池
コバルトブルーの青池
ブナの原生林
”みず”という草、食べると美味しいとのこと
関東では見た事無かったけど、そう言えば仙台の八百屋さんで見た様な気がします、、、、
12湖庵でサービスで出された”抹茶”をいただきました
ここの湧水は、飲むと長生きするそうです。美味しい水だし、いっぱい飲んでしまいました
砂糖菓子までついていて、美味しいお茶でした
日本キャニオンのすぐ下で
平山さんは私たちが本日最後のガイドという事で、、、帰り道だからと日本キャニオンの麓にも案内してくれました
しかも、これから夕日を見に行くといったら、海辺の夕日スポットまで連れて行って下さいました
なんて親切で優しい人柄なんでしょう、、、
本当に良い思い出になりました、ありがとうございました
平山さん、来月もTVの仕事があるそうで、芸能人が白神山地を訪れた時のガイドとして出演するとか
以前は、TV見たけど気がつかなかったとか言われたらしく、印象が薄いのかなぁ・・・と気にしておられました
2度目は10月7日の「いい旅ゆめ気分」という番組に出るというので、
帰ってから見てみたら
何と、髪の毛にパーマがしっかりかかっていて、可愛く変身しているではありませんか
雨が降っていたのが残念でしたが、なかなか目立っていましたよ~~、これからも頑張って下さいね!!
12湖に行ったら地元のガイドさん、絶対お勧めです!!
宿泊したアオーネ白神12湖のコテージ
6人まで泊まれるコテージなのでとても広いです
こんな素敵なロケーション
このアオーネ白神の夕飯はバイキング、とても美味しくてボリュウム満点でした
日本海に沈む夕日
太平洋側では海に沈む夕日は見られません、綺麗な夕日を何時までも見ていました
明日は、青森県の北端を回って、岩木山に登り、白神山地の暗門の滝めぐりです