磐梯山

2009年5月23日 磐梯山、単独

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最近は週末になると雨が降るのは何故なんだろう、、、、
今週末もパットしない予報だが、雨でない所を探して見て曇りの福島県に狙いを定めた。。。

今年は登山再開2年目、東北はまさにこれからが本格的な登山シーズンの幕開けである
私には東北だけでも登りたい山が沢山ある。。。
最も長い休みが取れる夏休みには、憧れの飯豊山を縦走したい、、、、
それ以外にも鳥海山、岩手山、早池峰山、朝日連峰、磐梯山、吾妻連峰、会津駒ケ岳、秋田駒ケ岳、八幡平縦走、蔵王縦走などなど、、、
とても直ぐには登りきれるものではない
やはりターゲットを絞り、登る為の装備の準備や訓練もしなければならないし。。。
今の内にそれなりの山に登っておきたい。。。
そんな思いで探した結果、福島で最も有名な山、磐梯山にしよう!という結論になった

5月と言えば南関東の山は完全に春、GWの丹沢山行では小春日和で活動中は暑い位だった。
だが東北の山はどうだろうか、
テニスの友人の話ではGWに磐梯山に行ったら雪が沢山残っていたと言っていたのを思い出した。。。
天気予報も芳しくない事もあって、私はいつに無く慎重に調べ、装備も吟味して登る事にした。。。

いつもの様に早朝に仙台を出発、東北道を南下して1時間半も走ると、郡山JCTから会津方面に向う道にさしかかった。
案の定天気が悪く、雨さえ降っていないものの猪苗代湖も磐梯山も霧や雲で見えないほどだった。
やはり天気が悪いと気分も沈んでくるし、例え登っても景色が見えなければ楽しくない。
こんな時、普段なら登山を断念するのだが、装備も十分吟味し、訓練を兼ねての登山だと言う事もあり、
とにかく麓まで行って判断しようと心に決めて走った。
判断の基準は雨というよりは強風が吹いていない事である。
登った事が無いのではっきりは言えないが磐梯山は独立峰であり、
風を遮るところが少ない様に感じたからである。雨だけなら持っている装備で十分対処出来る。

磐梯山の登山ルートは6ルートほどもあるらしいが、今回は裏磐梯スキー場側から登るルートを選んだ。
裏磐梯スキー場は五色沼から雄国沼に向かう途中にあった。
7時頃スキー場の駐車場に着いた時には既に数台の車が停車しており、その中から丁度歩き始める人が見える。
車の外に出てみると土や草はかなり水を含んでいて、いかにも歩きにくそうだったが、幸い雨は降っておらず風も無い。
目の前で歩き始めた人を見たせいか、既に登る気になっていて早速準備にとりかかった。

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広々としたスキー場の下からゆっくり登り始めた

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途中で振り返ると低く垂れ込めた雲の間から桧原湖が見える。雨に濡れているせいか、周りの木々の緑がとても濃く感じられた

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スキー場上部の急坂を30分ほど登ると、平坦になったところに噴火壁という立て札が立っていた、銅沼はもう直ぐのところだ

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銅沼は、その名の通り地面が赤い沼地だった。土の赤と湖面に映った新緑が混じって何とも言えず美しい。。。

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山の紫陽花、緑の中にあって凛とした色が際立っ花

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誰も居ない白樺林のすぐ上を白い雲が覆っていて幻想的な雰囲気

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さっき先に歩き始めた2人の姿が見えて、何故かほっとした

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高度を上げると時折雪渓が出てきた

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最短で登れる八方台登山口からの道との合流地点

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ツツジの一種か、目が覚めるようなピンクが可愛い

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迷わずお花畑経由で弘法清水に向かった

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まだお花畑にはなっていなかったが、もう道端には綺麗な花が咲き始めている

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弘法清水には2つの小屋があり、中で豚汁を注文して持参したお昼を食べた
名前の通り近くに清水が出ていて非常に美味しかった

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頂上に到着、1人なのでセルフタイマーで写真を撮ったが、真っ白でいったい何処なのか分らない

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近くにいた人に頼んで標識の前で撮り直した

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沢沿いを下り始めたら、ここの岩も赤い色だった。流れている水にも相当濃い濃度で金属の成分が含まれているのだろう。。この辺りの火山は未だ活きているのを感じさせられる

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登りは結構時間が掛かったが、下りはあっという間に銅沼まで降りて来てしまった

126768863351316417394_DSCF2420スキー場から見た景色は、朝と変わらない。。今日は一日こんな天気なんだろう・・・・・

やっぱり、磐梯山は自然が豊かな宝の山だと思う、、
天気が悪かったのは残念だったが、その分身近の景色や草花、水の色などに注目できて良かったのかも知れない。
飯豊山の練習になったかどうかは疑問だが、いつか機会があったら、天気の良いときに再チェンジしたいと思った。。。

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