九州一人旅 その1(鹿児島の開聞岳へ登る)

苦しい急登が終わり開聞岳の山頂に着くと、素晴らしい眺望が待っていた。

九州の山と言えば屋久島の宮之浦岳を除いて一度も登った事が無かったので、今年は何としても登りに行こうと年初から計画を立てていた。

色々考えた末、どうせ登るならやはりミヤマキリシマの咲く時期にしようと思い、天気予報を睨みながら決行のタイミングを見計らっていた。ミヤマキリシマの最盛期は6月初めとの事だが、少なくとも雨季に入る前の方が良いだろうと思い満開の時期より少し早い5月末を狙って決行する事にしたのだった。例によって天気と日程優先の為、山友にも声をかけず一人旅となった。

お陰で概ね良い天候に恵まれて満開とは言えないながらも各地のミヤマキリシマと温泉、美味しい食べ物を堪能する事が出来た。

5月25日:羽田発鹿児島空港にてレンタカーを借り、鹿児島南端の開聞岳に登山、霧島温泉泊

5月26日:霧島温泉→霧島山(韓国岳)登山、高千穂泊

5月27日:高千穂→祖母山登山、九重筋湯温泉泊

5月28日:筋湯温泉→長者原登山口→法華院温泉山荘泊→立中山往復

5月29日:法華院温泉山荘→九重連山(大船山、平治岳、九重山、中岳)縦走、湯布院温泉泊

5月30日:湯布院温泉→由布岳登山→大分空港発羽田

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羽田を6:25発、鹿児島空港には8:10に到着。早い時間を選んだのは勿論開聞岳登山を考えての事である。

予約してあったレンタカーを借りると薩摩半島南端へと向かった。地図上では空港から鹿児島へはほとんど高速だったし、その後も指宿スカイラインが鹿児島市の南まで伸びているので楽勝と思っていたが、実際走ってみるとスカイラインとは言え曲がりくねった道が延々と続く走り甲斐のある道だった。

スカイラインを降りてから10Km程も走るとやがて大きな池田湖の畔に出た。

池田湖を過ぎて開聞駅付近まで来ると目の前にでっかい開聞岳の雄姿が見えた。ほぼ海抜0mからなので登り甲斐がありそうに見える。

登山口に着いてみると管理事務所と売店のある大きな建物がありここでトイレや登山届を済ませる。

始めは沢山の花が咲くキャンプ場の様な広い敷地の間を抜けていく。

20分程歩くといよいよ登山口が現れた。登山口なのに既に2合目とあって簡単に山頂に着きそうだが直ぐに甘い考えだと思い知る事になった。

途中、こんなに深く掘れた道が出現。長い歴史を感じる。展望は無く5月だというのに恐ろしく暑かった。

やがて少し展望が開けて、錦江湾が見える。屋久島へ渡る時にこの海から見えた開聞岳の美しい姿を思い出す。

タツナミソウが咲いていた。この花は屋久島で初めてみたが流石に近いだけあって鹿児島とは植生が似ているのだと思う。

開聞岳の登山道は螺旋階段の如く山を周回しながら登っていく。ぐるっと一回回って北側に回り込んだころ薩摩半島の両側の海が見えた。右側の大きな湖は先程通過した池田湖らしい。

山頂に近くなると次第に険しさが増して鎖場も登場した。

眼下に綺麗な河岸線が見えると山頂はもうすぐそこだった。

開聞岳山頂に到着。山頂には老若男女、沢山の登山者で賑わっていた。

折角なので記念写真を一枚お願いした。

早朝からの長旅とロングドライブの後の急登で体力を消耗したがこんな素晴らしい景色の山頂に立って見れば疲れもすっ飛んでしまう。

この綺麗な花の名前は分からなかった。こんど調べておく事にする。

海の向こうに薄っすらと見えるのは大隅半島だろう。

げざんを始めて直ぐ、道に座り込む二人の女性に遭遇した。声を掛けると足をつってしまったらしく水も残り少なく分けてくれないかと頼まれた。私の水も残り少なくて無理だったが、余分に持っていたアミノ酸を渡した。こんな時のアミノ酸の効果は立証済みなので、飲んで15分程休んだら歩いてみる様アドバイスしておいたが、無事下山できただろうか。

下り始めるとあっという間に下山してしまった。

南国らしい花が沢山咲いていた。

 

 

キャンプ場の広々としていて羨ましい程だった。

売店で初めて見るライム味のコーラを見つけて飲んでみた。とても美味しくて関東でも売って欲しいものだ。

この日は霧島温泉の上部にある霧島湯之谷山荘に宿泊。食事は高級とはいかないまでもなかなか美味しいものばかりだった。

そして何と言ってもお風呂が素晴らしかった。こちらは貸し切り露天風呂。内湯もあって気持ちがいい温泉である。

翌朝、霧島湯之谷山荘を後にして直ぐ近くにある韓国岳へと向かった。

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