岩手山　網張ルート

２００９年９月２６日　岩手山　網張ルート　単独

私にとって岩手山は、岩手内は勿論、大好きな八幡平の山々の何処からでも見える憧れの山だ
何時かは登りたい山だったので、紅葉も期待できるこの時期に登ることにしたのだった

ルートは将来の裏岩手縦走を意識して網張りスキー場から入る事にした

今回のルートと時刻は
7:00網張スキー場リフト→7:35大倉分岐→8:10姥倉山→8:35切り通し→8:45大地獄分岐→9:05お花畑→9:10お釜湖→10:30不動平→11:10岩手山山頂→12:00不動平鬼ヶ城分岐→13:20切り通し→15:00リフト乗り場→16:30網張り温泉着

今回のルートは長い為、仙台を５時に出発して一路東北道を下った
網張温泉スキー場のリフト乗り場には7時前に到着したが、既に数人の登山者がリフトが動くのを待っていた

私も急いで準備してリフトの列に並んだ

稜線に出ると犬倉山の斜面は綺麗な紅葉樹で覆われていた

姥倉山や黒倉山を過ぎてから、切り通し分岐をお花畑コースに入る

谷に入ると、朝日でシルエットの岩手山が目の前に現れる

大地獄への入口付近、この辺りから硫黄の匂いがした

大地獄谷に流れる硫黄の川、今も活火山である事を感じさせる風景だ

お花畑だが今は何も咲いておらず、木道だけが続いている

まだ誰も居ない御苗代湖の前で、、紅葉が湖に映ってとても綺麗だった

小さなお釜湖

お花畑から一気に急登すると、鬼ヶ城の壁が圧倒的な大きさで目の前に迫ってきた

急登を登りきると広大な広場、不動平に出た

不動平から広大なお釜に登り始める、雄大な景色が続く

東岩手山のお釜の中

道端に並ぶ石仏

お釜を1周する長い行程が続く

振り返ると鬼ヶ城が大きな外輪山を形成している事が分る
所謂、西岩手山の雄大なカルデラが眼下に広がっていた

外輪の中にはさっき寄った御苗代湖が見える

八幡平方向

岩手山の頂上、標高は２０３８ｍとある

外輪山の北側には眼下に街並みが、高度感を感じる

約1時間掛かってお釜を1周してきた

不動平まで下る、上がってくる人は苦しそう

ずっと下に不動平避難小屋が見える

不動平小屋の辺りで少し迷ったが、鬼ヶ城の入口に入る事が出来た

さっき通ったお花畑コースを右側に見ながら切り立った崖の上の岩道を歩く

高度感のあるエッジを伝って慎重に進む
途中すれ違ったオジサンは落ちそうで怖いと言いながら登って行った

大岩の間から数百ｍ下の御苗代湖側の谷を見下ろす

岩の稜線から一気に高度を下げ始める

振り返ると歩いてきた岩手山と続く稜線全体が見えた