北海道南部の名山を巡る山旅(夕張岳編)

2018年8月3日

夜明け前シューパロ湖に差し掛かった頃、上部が朱色に染まった夕張山地の姿に思わず車を止めた。

昨年登れなかった無念を晴らすため、 富良野を早朝に出発したので夜明け前には夕張岳の麓にあるシューパロ湖付近を通過していた。この時、朝焼けに染まる夕張岳のシルエットがあまりに綺麗なので期待で胸が高なるのを感じた。

夕張岳までは結構歩き甲斐のある道程だったが登山道は良く整備されて歩き易く、周りには沢山の高山植物が咲き沼地や巨岩などが点在していて飽きることなく登る事が出来た。最初は展望のない急登が続くが展望台を過ぎた辺りから始まる木道から見える夕張岳の景色は圧巻で終始雄大なその姿を見ながら歩く事が出来たのである。

今回の登山でもかなり沢山の花を見る事が出来たが恐らく2週間から1か月前くらいの方が更に素晴らしいお花畑を見る事が出来たのではないだろうか。何時かその時期に再訪してみたい山である。

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早朝のモルゲンロートを見た後、ここから登山口がある夕張岳ヒュッテまでは細い林道を数Km走らなければならず、標識らしき物も皆無なので着くまでは少し不安だった。しかし駐車場に着くと20台ほども止められるスペースがあり夕張登山の標識もあった。

登山口にあった登山案内板。私は馬の背コースを登り帰りは冷水コースを歩く事にした。

登山ポストで入山届を提出、このゲートから入山した。

程なく馬の背と冷水コースの分岐点に到着、左へ向かう。

直ぐに夕張ヒュッテが現れた。トイレを借用する為立ち寄ってみた。

奥で管理人の人が働いていて、声をかけると快くトイレの場所を教えてくれた。とても愛想の良い感じのいい人だった。

小屋の前から急登を登っていくと一の越というところに着いた。

樹々の間から尖った山が見えた。地図を見ると恐らく滝ノ沢岳と思われた。

更に急登をこなすと前方に前岳と思われるモッコリとした山が見え始めた。

冷水コースとの分岐点。

鬱蒼とした密度の濃い森林帯を登る。

漸く時折展望が利く場所に辿り着く。

展望台に到着、ここから先程の滝ノ沢岳や昨日登った芦別岳が見えるとの事だが、残念ながら芦別岳は霞んで見えなかった。

こちらは滝ノ沢岳。

展望台を過ぎるといよいよ前岳、夕張岳が見え始めた。まだまだ先は長そうである。

前岳には登らず、というより道はない様だ。登山道はその麓にある前岳湿原を横切っていた。

湿原にはアヤメが咲いていた。

この辺りから木道が整備されていた。前方に先行者がいて挨拶する。ずっと一人だったので玉に人と出会うとホッとするものだ。

湿原の先遠方に夕張岳が聳えている。

この辺りには沢山の高山植物が咲いていて楽しかった。

湿原から前岳方面を振り返る。

湿原の途中に突然現れた奇岩。男岩らしい。

ガマ岩という標識あったが岩は良く分からず。

時折現れる池塘。これはひょうたん池?

シロウマアサツキと夕張岳。

更に沢山の花が咲き乱れていた。夕張固有種も咲いている様だ。

もう一息で山頂。

東側からの登山道、金山コースとの合流点。

だいぶ標高が高くなり、通過してきた前岳が下の方に見える。

こちらは北側。ずっと向こうに芦別岳が見えた。

山頂直下にある夕張岳神社に到着。

遂に夕張岳山頂に着いた。

先程出会った登山者の人に撮影をお願いした。

2日間に渡って芦別岳、夕張岳の各山頂からお互いの姿を見る事が出来た。この幸運に感謝したい。

もう一度山頂から登ってきた道を俯瞰してみる。雄大で美しい景色である。

夕張岳山頂にて撮影

一人になった山頂で暫く景色を楽しんだ後、ゆっくりと下山を開始した。

帰りは冷水コースを通り順調に降りてきた。

ゲートを通過すると車は直ぐそこにある。

夕張への道にある路肩のメロン販売所で夕張メロンとトウキビを食べた。富良野のメロンとはまた違った香りと味がして美味しかった。

お風呂上りにメロンソフト。

千歳方面への帰り道、再びラーメンを食べる。やっぱり北海道はラーメンが美味しい。

今回は最後に前から気になっていた定山渓温泉に泊まったのだが、山を見ながらの温泉、料理共最高だった。

こうして北海道南部の名山を登る山旅も無事完了した。思えば一度も雨に合わず計画通りの登山をやり遂げられて本当にラッキーである。北海道の山の神様に感謝しつつ帰路に着いた。

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<今回のルートと標高データ>

駐車場(5:28)→夕張ヒュッテ(5:40)→分岐(6:45)→展望台(7:25)→ガマ岩(8:10)→夕張岳(9:00-9:20)→展望台(10:33)→分岐(11:03)→駐車場(11:48)

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