十和田湖&奥入瀬渓谷
2008年10月25日~26日 十和田湖&奥入瀬渓谷、同行者1人(妻)
今回は細君と一緒に東北の紅葉を見ようと奥入瀬渓谷のトレッキングに出かけました
一日目は仙台から東北道を下って十和田湖畔のホテルにチェックイン後、
十和田湖の子の口からバスに乗って奥入瀬渓谷の石ケ戸まで行き、そこから子の口までトレッキングして戻る計画です。
二日目は、車で奥入瀬渓谷を下り102号線で八戸に抜けて三陸海岸線を南下、
宮古の手前を455号線に入って盛岡に抜け、東北道を仙台まで戻る三陸周回コースで帰る事にしました。
仙台を早朝出発して東北道の南十和田ICから十和田湖に向かいました
9時頃十和田湖発荷峠展望台に到着、曇りで風が強いせいか寒くて暗い印象
湖畔にお店や建物がほとんど見えず、自然なところがすごく良いです
その分ちょっと厳しさも感られる美しさ とでも言った方が良いかも・・・・・・
十和田湖畔を右回りに半周して、子の口のホテルに到着、チェックインして早速バス乗り場に向かいました
バスに乗って着いた「石ヶ戸」と言うのは、”ヶ戸”はこちらの方言で”小屋”のこと、つまり石の小屋と言う意味らしい。
近くに大きな石があって、これが石ヶ戸らしく中が広い空洞になっていました。
本当に小屋として使われたのでしょうか、確認できないまま歩きだしてしまいました・・・・・
子の口まで約9Kmの渓流トレッキングのはじまりです。。。。
渓流の水飛沫をバックに紅葉したなもみじが綺麗です
全体的に黄色ベースの紅葉と緑の葉が混じっていて、真中を流れる渓流とが美しい風景を作っています
対岸に大きな岩の壁が現れて、幾筋か落差の大きい滝が見えます
流石に著名な観光地、滝などの名前や草花の説明などがあって、とても良く整備されています
こちらはとても鮮やかな赤いもみじです
途中で持ってきたコンロでお湯を沸かしてコーヒータイムです。
やっぱり綺麗な自然の中で飲むコーヒーは美味しいものですね。。。。
一緒のテーブルで休憩中のご夫婦の方に写真を撮って頂きました
渓流の小道は平でとても歩きやすく雰囲気がいいです
行く手に大きな滝が現れました、十和田湖までもう少しのところまで来ています
十和田湖畔に出ました、途中コーヒータイムも含めてゆっくり散策したので3時間位かかった様です
トレッキングの後は車で十和田湖を一周しました
途中の御鼻部山という山の上から見た十和田湖の全景です
最大深度は327mもあるそうで、そのせいか水の色がとても神秘的で美しい湖です
御前ケ浜というところを湖畔に沿って歩くと高村光太郎作”乙女の像”がありました
詳細は後で分かったのですが、
ここは、図らずも安達太良山に続いて高村光太郎 所縁の地だったのです・・・・・
光太郎は智恵子を亡くした後、傷心のまま岩手県太田村の山荘にこもっていた時に依頼されてこの像を作ったらしいのですが、
完成したのは何と昭和28年の春、奇遇にも私の生まれた年だったのです
しかも、光太郎が除幕式にこの地を訪れたのはその年の10月21日で紅葉の真っ盛りだったと書かれています
その後に彫刻作品はなく最後の作品となったそうです、何だかとても偶然とは思えない事実が判明して、
益々縁を感じてしまいました。。。。
二日目は奥入瀬渓流沿いに102号線を下って三陸海岸に向かいます
昨日より下流の奥入瀬渓流に立ち寄りました
苔むした岩にもみじの落ち葉が、、自然が作る絶妙な色のコントラストです
渓谷を抜けたあたりの道端で、りっぱな岩魚を焼いているではありませんか!!!
でも遠火でじっくり焼くので30分はかかるそう・・・
時間が無いので諦めました、、心残りでしたが・・・・
三陸海岸にあった美しい灯台
まさにリアス式海岸、三陸はこんなに険しい海岸線が続きます
長い455号線をひた走り盛岡に到着、東屋という有名らしい?わんこそば屋さんでお蕎麦をたらふく食べました
お蕎麦も美味しかったけど、建物の中も歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気でした
今回は、かなりの強行軍で仙台に着いたのは深夜となりました
でも東北の紅葉は何処に行っても素晴らしい!!
山によって色の傾向や鮮やかさが違うのでそれぞれが独特の美しさがあって心に残る思い出です・・・・・・・・
今度は、まだ十分紅葉に間に合う関東の山に登ってみたくなりました。。。。