2017年3月14-15日 東北ツアー(八幡平BCスキー)

iwatesan

茶臼岳避難小屋に着くと目の前の雲の上から岩手山が顔を出した

昨年の八甲田山でのスキーが楽しかったので今年は八幡平へのツアーに参加することにした。

人数が減ったが昨年と同じメンバー4名である。

初日は網張温泉スキー場上部より犬倉山周辺を滑り、二日目に旧八幡平スキー場跡から茶臼岳直下まで登って周回するルートを滑った。

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今回は本ツアー後にI君と合流して蔵王周辺でスキーを楽しむ計画を立てていたので車で平塚を出発、仙台の泉中央に前泊して14日朝から現地メンバーと合流し和田さんの車で八幡平へと向かった。

残念ながら仙台地方は雨だったが、昨年と同じメンバーという事もあって八甲田の事やこの1年間にあったこと等で話が弾んだ。

途中、小岩井農場にある一本桜を見に寄り道をしてみた。

約百年前、暑さが苦手な牛の日陰を作る為に植えられたと言われる大木。

天気が良ければ後ろに見える岩手山を背景に、満開になった時の美しい光景が目に浮かぶ様だ。

八幡平公園内に入ると雪が降りだして周囲は一面白銀の世界となった。

網張温泉スキー場のリフトを3本乗り継いで裏岩手縦走路がある稜線付近まで登った。

やや重めの雪が降る中、シールを付けて稜線から犬倉山へと向かう。

山はまだ真冬の様相だった。真っ白になった木々の枝が美しい。

晴れていれば私の好きな岩手山周辺の美しい景色が見えるはずだが残念ながらこの日は終日雪が降り続いた。

稜線へ出ると風雪が強くなったので、犬倉山の山頂から影になる斜面を何度か滑っては登り返して遊んだ後、ゲレンデを滑って車へ戻る事になった。

この日は八幡平南温泉の旭日之湯に宿泊。この温泉宿は農場の中にある一軒宿で源泉掛け流しのお風呂と岩手の郷土料理が美味しく楽しめた。

夜遅くから雪が激しくなって朝までに30~40cmほども積もったらしい。

朝食を食べた後、旧八幡平スキー場跡へと向かう。昨夜の雪で周辺はすっかり冬景色だった。

駐車場に着くと朝から除雪車が忙しそうに動いていた。駐車場脇には八幡平に昔あった硫黄炭鉱の歴史資料等が展示されている建物と綺麗に管理されたトイレが併設されていてとても便利だ。

この道路の上部は冬季閉鎖中なのだが、道路を除雪したりトイレなどを管理してくれていて我々の様なスキーヤーにとっては大いに助かっているのである。

八幡平には何度も訪れているが、無人小屋をはじめ道路や諸施設の管理が行き届いていて夏冬に限らずとても気持ち良く過ごす事が出来る山域なのだ。

旧スキー場に沿って登るとやがてダケカンバとシラビソの美しい林の中へと入った。

上部には美しいダケカンバの大木が並んでいた。

シラビソに似ているが、こちらはコメツガの木。丸くて小さな球果が可愛らしい。

稜線に出ると傾斜は緩み、深い森林帯へと入っていく。

新しい雪を踏んで進むので先頭は大変だが私は幸い一番後ろなので助かる。

白い世界の中に色鮮やかなウエアが目立つ。

恵比寿森を経由して進むと漸く茶臼岳が見えてきた。手前に見えるのは茶臼岳避難小屋だろう。

避難小屋に到着、かなり時間が掛かったのでお昼を過ぎていた。

中に入ってお昼を食べた。ここでも手入れが行き届いたトイレがあってとても助かる。

この新しいスキーにも漸く慣れ始めた。

眼下には八幡平の町が見えた。

茶臼岳頂上は直ぐそこに見えたが時間が押していたので小屋から下山を開始する事になった。

正面には雲の上に現れた岩手山が見える。

やはり岩手山は美しかった。全員で見とれる。

写真を撮りあって、下山を開始。フカフカの雪は優しくて下手くそな私のスキーでも気持ちよく滑る事ができる。

あっという間に中腹まで降りてしまう。

深い谷間を下って車道を辿って駐車場に戻った。

帰り道、その全容を露わにした岩手山が聳えている。

何度見ても飽きない美しい山だ。私は裏側から見た岩手山の姿がとても好きなのである。

帰りに寄った松川温泉は白濁の素晴らしい温泉だった。また来たいし、出来れば泊まってみたい宿である。

帰ろうとしたら古い佇まいのバスがやってきた。何と1968年製の4WDだそうである。

こんなバスが現役だなんて、素晴らしい!!

方向転換したバスと松川温泉 峡雲荘。

何時かこの松川温泉に宿泊して岩手山や八幡平を縦走してみたいという野望が再び沸き上がってくる。

何度来ても飽きることが無いこの八幡平は私にとって忘れがたい地なのである。

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<八幡平 茶臼岳ルート>
旧八幡平スキー場前(9:00)→恵比寿森(12:00)→茶臼岳避難小屋(13:00-13:25)→下山(14:30)

<八幡平 茶臼岳標高データ>