城山~葛城山と西伊豆の旅

2018年2月10-11日 城山~葛城山と西伊豆の旅

葛城山山頂からは富士山と駿河湾の景色が素晴らしかった。 富士山の手前の山は沼津アルプスの鷲頭山。

連休前半、S脇君の企画で仲間と西伊豆の雲見温泉に泊まって城山~葛城山、金冠山などに登りながら土肥桜と富士山を愛でる西伊豆の旅をしてきた。
クライミングで有名な城山から縦走して葛城山へと登ると、駿河湾と富士山が並ぶ大パノラマの景色が待っていた。西伊豆を走ると海からも山からもまるで駿河湾に浮かんでいるかの様に見える富士の絶景が広がっている。

土肥温泉辺りに来ると河津桜に似た土肥桜がそろそろ見頃を迎えていて、沢山のメジロが蜜の匂いに誘われて集まっていた。周辺では早咲きのソメイヨシノや梅の花、菜の花なども混じって正に春爛漫という華やかな雰囲気に包まれている。

関東でもまだまだ寒い季節が続いているが、春の風に包まれたここ伊豆の景色は別世界の様だった。

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葛城山は伊豆長岡温泉から山頂までロープウエイが掛かっていてつまらないので、城山からの縦走コースを歩いた。

城山や麓を流れる狩野川堤防はかつて長嶋茂雄がトレーニングの為に走ったそうである。

城山の登山口はその狩野川堤防から少し入った場所にあった。

城山登山口には立派な石碑が立っていた。

登山道は広く歩き易い。直ぐに竹林が現れた。

暫く登るとロッククライミングルートとの分岐に差し掛かる。

右手には垂直の大きな壁が見える。ここを登るにはかなりの技術と体力が必要だろう。

一般ルートは良く整備されていてとても歩き易い。

城山山頂。

左手奥には富士山も姿を見せてくれた。

眼下には伊豆長岡から大仁の街並みと狩野川が見えた。

北側遠方には天城山が見える。

城山を後にして、城山と葛城山の間を通る街道を渡って葛城山への登山口へと入った。

道端には古い道祖神がひっそりと佇んでいる。

長いトラバース道から葛城山へ直登するショートカットへと入った。

この道、途中からは急な斜面を直登する厳しい道だった。

一頻り急斜面を登ると広くて展望の良い広場に出たので休息する事にした。正面には先程までいた城山が見える。

更に進むと葛城山山頂へ出る。展望台には恋人の聖地と書かれていて鐘が設置されている。

山頂付近は結構広く、平らな木道が続く。

ケーブルカー駅の近くまで来ると足湯があった。

足湯の目の前には大パノラマが広がっていて気持ちよさそうだ。

山頂レストランの外側にある席からも大パノラマが満喫できる。

この日多くの人たちが訪れていたが、ケーブルカーで来ればいとも簡単にこの景色が見られるのだから人気ぶりも納得である。

我々は狩野川へ向かって真直ぐ向かう道を降りた。

狩野川の堤防を通って城山の登山口まで戻った。

川岸まで降りてみると水が澄んでいてアユなどが泳いでいそうな川だった。

駐車場まで戻り、海沿いを南下して土肥まで来ると沿道に桜の木が見え始めた。

学校の校庭前には大きな土肥桜が満開だった。

1本の桜にメジロが10羽ほども群がって夢中で蜜をなめている。桜色とメジロの鶯色が良く似合う。

土肥温泉から更に南下して松崎を過ぎると、今まで幾度も訪れている雲見温泉に到着。

何時も泊まる高見屋が満員で予約が取れなかったそうで、今回は萬吉屋さんにお世話になった。

楽しみにしていた当地のお刺身は大イサキだった。この辺りの魚はとても美味しい。

翌日は西伊豆の景勝地を見ながら同じ道を北上した。

雲見海岸に寄ってみると、海の上に突出る富士山が見えた。

海に浮かぶ様に見える姿が雄大で何とも美しい。

こちらは西伊豆町の黄金崎にある馬ロックという岩。この日は馬が笑っている様に見えた。

西伊豆町辺りから見えた富士山。

恋人岬にて。

再び土肥桜。

御浜岬越しに見えた富士山。私のお気に入りの絶景撮影ポイントとなった。

帰る途中、天気も良いので金冠山に登って見た。

金冠山からも駿河湾越しに雄大な富士山の景色が見れた。

西伊豆の里山登りに加えて満開の土肥桜と各地から見えた富士山の絶景を思う存分楽しめた。

南国の高知や鹿児島辺りでも春の訪れが速い事だろうが、今回の旅行では日本中でも恐らく最も早いタイミングで春爛漫を味わう事が出来たのではないだろうか。

毎度ながらS脇君の楽しい企画に感謝である!
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<今回のルートと標高データ>

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