丹沢 三の塔とヨモギ平
2010年12月4日 丹沢 三の塔とヨモギ平 同行者:6人
テニス仲間7人で表尾根から三の塔、ヨモギ平へと冬の丹沢をのんびり歩いてきた
同じ仲間と10月に登った北八ヶ岳登山の反省会(飲み会だが)で丹沢に登った事がない人から出されたリクエストに答えて、S脇君が「冬の三の塔~ヨモギ平山行」を計画してくれたのだ
しかも夜には更にメンバーを加えて忘年会という欲張った一日となった
冬と言ってもまるで10月かと思われる程暖かく、朝日に光り輝く相模湾を時々振り返りながら歩くのはとても気持ち良かった
私にとっても若かりし頃以来となる懐かしい表尾根、一歩一歩を噛み締めるようにのんびり楽しみながら登ったのだった
今回のコースは菩提峠から三の塔に登ったあと、塔の岳に向かう尾根に立つお地蔵様を右折してヨモギ平に下り、更に右手のBOSCOキャンプ場に降りたあと林道を菩提峠へと戻る周回コースである
このS脇ルートとも言うべきコースは、歩く距離こそ少ないものの登りでは終始相模湾や富士山が見え、ヨモギ平への下りでは静かな落ち葉の林間を楽しめる丹沢の魅力を最大限堪能出来るとても良いルートだ
9時ころ菩提峠からゆったり上り始めた
背中から朝日を浴びての急登に汗をかく
のんびりと最後尾を歩いて行くともうすぐ二の塔だ
東隣りには何時もかっこいい大山が・・・
西の彼方には富士が見える
小田原の町の向こうには、真鶴半島と伊豆半島、初島がうっすら見えた
登り始めて丁度1時間半で三の塔に到着
晴れた日にここに来ると、いつも約束された様に素晴らしい景色が待っている
幾重にも重なる山と谷の向こうに堂々とした富士山がある
途中にあった説明書きによれば、
ここ丹沢山の”丹”とは、谷を意味する古代朝鮮語だそうだ
そして”沢”も谷を意味する言葉だから、丹沢は谷だらけというわけだ
我々は歓声をあげながら暫く360度の展望に見惚れた
山頂が真っ白い雪に覆われた南アルプス
東に目を向けると江ノ島の向うに三浦半島、東京湾、房総半島が重なって見えた
金色に輝く相模湾と浮かぶ様に見える伊豆大島
歓喜の人たちの中に、疲れた様子の人も
北側後方の最も高い山頂が”塔の岳”、その手前下に烏尾小屋が見える
塔の岳の尊仏山荘
表尾根縦走路だけあって、烏尾小屋の周りには大勢の人が歩いているのが見えた
今回の女性メンバーたち
S脇君が持ってきてくれた三脚で記念撮影
最後の撮影をして下り始めます
いつも見守ってくれている、可愛いお地蔵様
縦走路をここで右折すると静かなヨモギ平への林の道が始まる
三峰山方向
落ち葉の道を下るJちゃん
S脇君を先頭に
この上がヨモギ平です
ここでお昼ご飯にしました
12月だと言うのに暖かくて寝る人と食べる人
ねっころがって上を見上げると、梢と空が綺麗だった
ブナの梢と青い空
こんなところで見つけた、、、ほんとうの空!!
ここの木はみんな美しい
そして大きい!
僅かに開けた南側に我らの住む町が見えた
N橋さんは自分の住むマンションが見えたとか・・・・写ってますかねぇ
落ち葉の小路
茶色と空の青しか無い中で見つけた小さい緑と紅葉
キャンプ場の小川に到着
最後の林道を歩いて駐車場に向かう3人
一緒に登ったメンバーは普段は地元のテニスクラブでテニスをする仲間たち
テニスというスポーツは相手を倒す事が目標だから、パートナーとなったり敵になったりもする
無酸素状態での瞬発力や、筋力が要求されて、体には結構過酷なスポーツなのだ
でも上達した時の満足感やチーム戦での仲間との一体感など、長く続けられる楽しいスポーツでもある
そんなテニスの仲間との山歩き、普段やっている山歩きとはまた違う楽しさを感じたのでした